Discotheque Saloon : GLAM SLAM: 楽しい夜と視覚効果の話。

2011年2月8日火曜日

楽しい夜と視覚効果の話。


みなさん、こんにちわ。

昨晩は、告知通りの『マニアック・マンデー』初日ということで
沢山のお客様に足を運んでいただき
誠にありがとうございました!

いっやあ。やっぱ、フロアいいですね。大好きです。
特に自分の店ですから?
全てにおいて自分好みになっているわけですから
そら気分もよろしいわけです。

お集まりいただくお客様も
皆さん、なんつんでしょう・・・いい方ばかり。
恵まれてるよなあ・・・とつくづく思います。本当にありがとうございます。


あまりに楽しいっていうと
SSを取り損ねるっていうのが常でございまして
ブログを書くために
わざわざまたこうしてフロアで踊り直しなどして

フロアの様子を伝えんでどうすんだよ。っていうね。ははは。


昨晩はDJ chamDJ Itakeruを迎えての夜で
マッシュアップたる技を磨かんと頑張ってる茶夢ちゃんのプレイと
彼ならではの感性を生かし切っての
いたさんの玄人プレイとを味わえる
贅沢な時間となりました。

ダンス配布はボクだったんですが
あのマッシュアップってのはおもしろいですね。

生リミックスで、曲が曲じゃないといいますか
BPMも違えば
かなり『マッシュ』されているわけですから
元ネタとずいぶん違った感じになってますので

フロアの空気的に、ダンサーとDJの対決みたいになります。


先日あげたエントリーの中でもちらっと触れましたが
老舗クラブの『Club雷神』のマッシュアップ・ナイト・イベントのときも
ダンサーであるところのカバチちゃんのダンスさばきに感嘆したとこでした。

あそこの場合はうちとは違いますので
本気で本気のマッシュアップですから
まともに綺麗に曲なんかかかりゃしません。

とても楽しく、斬新な選曲で
びっくりするような
まるで違う曲と曲のコンピレーションを
まさに『生で』『その場で』どんどんつないで流してきますから

ダンサーは本当に酷なはず。

もっとも、ちゃんと曲のビートとダンスニュアンスを
きちんと合わせることを守ることに徹すれば、という話ですけども

それがとてもうまかったのですね。彼女は。本当に素晴らしかった。


自分はリアルでも
DJをやっていたことがあったり
ダンサーを夢見ていた青春時代などがあったり
ディスコ好きが高じて
しばらく某有名ディスコに本当に勤務していたりしたこともあったり

クラブ・イベントを何度もオーガナイズしたこともあるというような
そんな人間でもあるもんですから

物凄くダンス見ます。曲も、物凄く聞きます。


それで思うことなんですけども

ボクの中の人の髪の毛を切る人ってのがいましてね。
隣町の美容師さんなんですが
とても耳の肥えた人で
店内にいつもいいサウンドを流してはる店長さんでして

髪を切りに行くといつも必ず
音楽の話になるんですが
彼が言うんですね。

ここ数年、コンビレーションアルバムっていうのが流行ってますけど
ボクはあれ、好きじゃないんですよね。

理由を聞いてみたのには
アレはあまりにも全部がヒット曲で
全部が『つかみはOK』的なアゲアゲばかりが集まっていて
聞いててとても疲れてしまうよ。というのです。

この彼のいいたいニュアンスって、わかりますでしょうか?

ボクも、彼の意見にとっても同意です。




ボクがリアルのクラブイベントのオーガナイズのときも
夜から朝までの長丁場でありますから
何人ものDJさんにフロアプレイの依頼をかけるわけです。

そして、そのDJさん方の
プレイの特色、その人のポリシーなんて言うのにも
会話の中で、また実際プレイしていただく中で触れることになるんですけど

必ず言われるのが『抜き曲』という存在の大切さ。
ボク自身がディスコで回してた時もそうです。

リアルのフロアでは、生身の人間がそこにいて踊ったり
座ってお酒を飲んだり、おいしいものを食べたり
新しい恋の予感を楽しんだりしながら、そこにいらっしゃるのでありまして

どんなにダンスサウンドが好きで
ダンスをしに来ているという人でも
なにしろ生身の人間ですから?疲れますね。

なので必ず途中であえてクールダウンの為の『抜き曲』というのを
入れていくようにするのです。

コレって、ただ単に肉体の疲労度の問題だけでなく
恐らく、無意識下に働きかけているところの
耳の疲労、脳みその疲労にも関係があって
やはりアゲアゲばかりというのは、どこかしらに負担掛けてしまうんですね。

そして、せっかくの恋の予感的な出会いの快楽も
ゆっくり堪能するってのが難しくなりますし
美味しいお酒を堪能するのも同じく。

会話だって、ちゃんと楽しまなくては、意味がないのです。

ダンスも楽しんで
曲も楽しんで
その場にいる人たちとの会話も楽しんでっていう
欲張りな時間を作るのには、メリハリがとても大切。


それに気づくのは
まさに今までずっとアゲアゲで楽しんでたところに
ふっと『抜き曲』を挟まれた、その瞬間だったりします。

必ず皆さん『ほっ』とする。
セカンドライフでのフロアであれば
チャットで『お~~~~』という声が必ず上がります。

凄いアゲアゲのナイスなチョイスをされた時とは
違うニュアンスの『お~~~~』だというのは、そこにいればわかります。


この世界では
皆さん、パソコンの前に座ってるだけですし
ダンサーにしても
本当にダンスしているのとは雲泥の差ですよね。疲れない。

けれども、耳の無意識反応や作用
また、ダンサーであればダンスアニメをチョイスする時に
(ほんまもんであれば)相当神経使ってます。もちろん無意識に、です。

実際の肉体は疲れていないけれども
神経は確実に疲れるんです。コレって意外に見落としがち。


わかりやすい例えでいうなら、バーチャルセックス。

外人さんは何やら
どんなんでもできればおっけ~的なところがあるように見受けられますが
美しいアバター同士でやるセックスの方が絶対いいはず。

どんなに官能的な会話をしながら
また場合によってはボイスなどで
リアルに『感じてはる声』なんてのを聞きながらだったとしても
目の前で見ている図が、デフォアバだったらどうです?って話ね。

絶対、感じない、よろしくないに違いないです。

そしてまた
本当に恋する相手とのそれである場合は
とてもときめきますし、とても嬉しいし
互いの魂がオープンになって
言葉がちょっとえげつなくなってアレですが

まさに『交われた』という感覚を味わうことができて
本当に満たされたり、感じたりもするでしょう。

デフォアバに恋する、てのとか
好みのアバターでない人に恋するとか
子供アバな人に恋するとかは、なかなか難しい話で
それくらい、視覚効果、というのは結構重大なのですよね。


それから、先にいうたところのボイスってのも
やはり同じことで

セクシーな声を聞くって~と、そら、ぐぐっときます。
恋する相手の甘いささやきなんてのがですね?
本当に聞こえたら、そらぐぐっと来ないわけがないわけで

それっていうのは、耳からくる影響度の大きさの印でもあります。


バーチャルとはいえ、ボクらはいつも
パソコンを通じて五感を働かせながら
この世界を楽しんでいる証拠でもあります。


だからこそ、フロアのダンスやサウンドは、本当に大切。
故に、視覚的、耳的な『休憩』もとても大切です。

アゲアゲの、ノリノリをずっと堪能するということは
流行曲、ヒット曲だけが詰まっている
コンピレーションアルバムだけを聞き続けてるのと同じです。

人間は欲深い生き物ですから
『いつも楽しくいたい』という欲望に忠実になりすぎると
そう言うところに行ってしまいがち。


けれども本当は
光の輝きの美しさやありがたさを実感するのは
そこに影があるからこそ。

輝きばかりが正ではないですよね。
そして影はいつなん時も誤でもないし、悪でもないです。

影は、人に静寂をプレゼントしてくれますし
例えば、しっとりとした雨の日が好き。という人もいてはるはず。
しんしんと積もるような、静かな夜が好き。という人もいてるはず。

このようなことは、一事が万事に言えることで


ずっとずっと明るくにぎやかなだけでもまた
人は満たされないように出来ています。

ダンサーは、特に即興ダンスを操作してる場合
とてもとても疲れます。
そこそこチャットでの会話もしながらだったりすると余計に、です。

先に言うたところの雷神のイベント時のカバチちゃんも
途中で飲み物を飲んでくる~というて、抜けた時がありましたが
ちゃんと彼女、その時はダンスアニメも
『おやすみ的』なゆるいものに切り替えてはりました。

踊り狂わせたまま、飲み物を飲みに行ったりしない。

こう言う、ちょっとしたところ、とても大切だと
ボクはとても思っているので
物凄い好感を持てましたし

また、その時にフロアにいた皆さんも同じであるようで
飲み物休憩をとるダンサーの彼女を
いってらっしゃ~いというて送るし
戻ってきたら、おかえり~というて、また引き続きダンスを楽しみます。

これはみんなそうじゃん?と思うかもですが

その場にいないとわかんないですね。あの・・・なんつのかな。
お客さんも、もてなしている店側の人も
ちゃんと心通わせて、その場を楽しんでる。分かち合ってる。というのが
とてもとても良かったのです。


あの日の夜は『マッシュアップ・ナイト』でしたから
もうなんでしょう。感覚的には
ある種の、ほぼ休憩なしの耐久レースにも似たとこあるわけで
DJさんも、そらもうアゲアゲで行くことに徹していますし

また、この場合はアゲアゲでなくては意味がないという場面ですから
とても大変だっただろうと思います。


そんなこんなも踏まえて
うちの昨晩の後半を担当してくださったDJのいたさんは
やはりそこらをきちんと心得てはりますから

途中で優しいバラードなどを入れて
フロアの皆さんを例の『お~~~~』と言わせて
視覚的にも、耳的にも、ちゃんと休憩を取る場面を作られたんですね。

そしてそれは、とてもとても喜ばれていました。


ボクはフロアに、そういう形での『リアル感』を求めます。

バーチャルだからこそ
知らず知らずのうちに五感フル回転で向き合っている
お客様も自分も、ほんとうに心地よく楽しむためには
そのような気配りが必要だと考えています。

あの『休憩タイム』が挟まれたことで
最後の締めの盛り上がりは相当なものとなりましたし
やはり、メリハリが大切なんだな。というのを

改めて感じさせられた貴重な夜にもなりました。


そんなこんなで
前半はマッシュアップで、アゲアゲノリノリ。
後半は正当はプレイで
五感フル回転で楽しむ、ある意味『みんなに優しい思いやり』プレイで

本当に楽しい、素晴らしい夜でした。
お集まりいただいた皆さんも
同じように、楽しんでいただけたのなら幸いです。

ほんとに次の営業日が楽しみ。
誰より、自分が、ですw



それでは。長々失礼いたしました。

また次の営業日、お会いしましょう!





Cool & Romantic & Fantastic place  
Discotheque Saloon : GLAM SLAM
http://slurl.com/secondlife/PaisleyPark/146/99/26



 
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